水道屋さんブログ

想定外といえば、
東北大震災から3カ月たちましたが、いまだに聞かれる「想定外」の言葉。

堤防や建物は過去の経験や実績から計算をして作っているので、
それに対して怒るのは見当はずれな気がします。
事実、チリで起きた地震の津波は防げていますから。

でも、これからは震災があるたびに「想定外」って騒がれると思います。

原発も想定外の事態でいまだに収拾がついていません。
僕は原発否定派でもなければ、賛成派でもありませんが、
ここで原発を切り捨てるのは少し考えものだと思います。


この震災での事故は悲惨なものでしたが、
それがわかったのなら、
原子力をさらに安定かつ安全に使用する方法を研究してもよいと思います。

そうすれば、少ない敷地と燃料で大量の電力を生むこともできますし、
電気を大量に使う都会に発電所を作ることも可能になるはずです。


ソーラーパネルや風力の話も進んでいるようですが、
土地の少ない日本では今後の電力需要やランニングコストを考えると、どうかと思います。
しかし研究が進んで、より良いものができてくれれば最高によいですね。


いろんな可能性を示唆して政治屋さんたちには、国のかじ取りをやってもらいたいわけですが、
どーも国民そっちのけの茶番劇が行われているようにしか見えん。
現政権もいろいろ想定外をやってくれましたが、
国民目線に立った、想定外を想定した対策や政策をしてほしいものです。